9月に入り、朝夕はわずかに秋の気配を感じる日も出てまいりましたが、まだまだ暑い日が続いております。地域の皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか

地震の発生から時間が経過いたしましたが、当社には今なおお庭の復旧作業に関するご相談が数多く寄せられています。一歩一歩、確実にお客様の安心を取り戻すべく、今月も全社一丸となって現場に立ち続けております

今月ご紹介するのは、地震の揺れによって倒壊してしまった「利休型灯篭」の復旧現場です

利休型灯篭は、千利休の好んだ茶道の侘び寂びを感じさせる優美で重厚な造りが魅力ですが、その分各部材には相当な重量があります。本来であれば重機(クレーン車)を入れて吊り上げ、設置を行いたいところですが、今回のお庭は搬入路が狭く、クレーン車を入れることができない環境でした。

今回活躍したのが、丸太を組んで立てる昔ながらの「マスト(三脚)」と「チェーンブロック」です。

重機が使えないからと諦めるのではなく、先人から受け継がれてきた伝統的な道具と知恵を使い、ミリ単位でバランスを取りながら極めて重い石の部材を安全に吊り上げていきます。揺れに備えた据え付けの補強はもちろん、狭いスペースでの作業だからこそ、周囲の植栽や建物へ配慮した緻密な手作業が求められます。

無事に元の美しい姿を取り戻した利休型灯篭を目にされたお客様からは、深い安堵と喜びの声をいただくことができました。

🏡 どんな環境でも「諦めない」お庭のプロとして 「重機が入らないから復旧は難しいのではないか」「思い出の詰まった灯篭だが、諦めるしかないのか」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、道具を工夫し、確かな技術を持つ職人の手を動かせば、解決できる道は必ずあります

熊宮庭苑は創業から25年間、様々な現場環境と向き合い、技術を磨き続けてまいりました。これからも地域密着の造園・外構のプロとして、お客様の大切なお庭と暮らしの安心を守り抜いてまいります。

お庭の復旧やお困りごとがございましたら、どうぞお気軽に熊宮庭苑、ならびにオレンジガーデンまでご相談ください。

今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました

株式会社 熊宮庭苑 代表取締役 熊宮照男